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F1は”1戦限り”の特別カラーリングを許すべき……マクラーレンCEOが主張(motorsport.com 日本版)

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出典元: 異なるカラーリングのマシンを走らせようとした1999年のBAR

現在のF1参戦中の各チームは、同じカラーリングをまとった2台のマシンを、シーズンを通して走らせなければならないという制限を受けている。そのため、カラーリングを1台ずつ別々にしたり、ある特定のグランプリに特別カラーリングをまとったマシンを走らせることを、原則として禁止されている。

【写真】サードカーに『555』の特別カラーを施したBARホンダ(2004年中国GP)

 1999年にF1デビューを果たしたBARは、2台のマシンを別々のカラーリングにしようとした。つまり、1台をメインスポンサーであるBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)のブランドである『ラッキーストライク』のカラーリングに、もう1台を同社の別ブランドである『555』のカラーリングにしようとしたのだ。しかしこれは許されず、結局マシンの右半分を『555』、左半分を『ラッキーストライク』のカラーリングとし、そのふたつを”ジッパー”で繋いだ形のデザインを採用した。

 水曜日にロンドンで行われたモータースポーツ・リーダーズ・ビジネス・フォーラムに出席したマクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、カラーリングに関するルールを再考すべきだと語った。

 チームが自由にカラーリングできるようにすべきとのアイデアについてブラウンは、次のように語った。

「それは現在許されていない。しかし、インディカーやNASCARでは、そういうことは行われている。それらのシリーズでは、1年を通じてカラーリングを変更することができるのだ」

「私はまだ、そういう2台のマシンを見たいと思っている。しかしもしモナコの週末にパートナの1社との大きなプログラムがあって、それをマシンに入れようとした場合には、2台のマシンは同じカラーリングにしなければいけない」

「それでも、ファンはそれがマクラーレンだったり、フェラーリだったり、その他のチームであるということを分かっている」

「私はそれが、F1におけるパートナーシップの革新になるかもしれないと思っている。全く違うカラーリングのマシンを見るのは、極端なことではない。なぜなら多くのファンは、ドライバーに集中していると思うからだ」

 しかしブラウンは、20台全てのマシンのカラーリングを異なるモノにするのは、難しいことだと考えている。

「F1では、そういうことは起きないと思っている。各チームは、そのカラーリングで認識しやすいようになっているからだ」

「20種類の異なるカラーリングのマシンが走っていたら、誰が誰だか混乱するかもしれない。NASCARでは、ファンはさらにドライバーを中心に見る傾向がある。彼らは、”ロウズ”のカラーリングをまとったマシンで、それがジミー・ジョンションのマシンであることを認識する。一方F1では、マクラーレンのマシンでフェルナンド・アロンソであることを認識している」

「だから私は、スポーツによって異なると思う」





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