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ハース&フォースインディア、サインツJr.の罰則が”軽すぎる”と不満「5秒ペナルティには何の意味もなかった」(motorsport.com 日本版)

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出典元: トラックリミット違反により5秒ペナルティを科されたサインツJr.

ハースとレーシングポイント・フォースインディアは、アメリカGPの決勝レースでトラックリミットを越えてアドバンテージを得たカルロス・サインツJr.(ルノー)に科されたペナルティが軽すぎるとして不満を述べている。

【動画】F1アメリカGP決勝ハイライト

 11番手からレースをスタートしたサインツJr.は、ターン1でワイドに膨らんでしまったが、フォースインディアとハースの前の6番手でオープニングラップを終えた。

 これによりサインツJr.は、トラックリミットに違反したとして5秒のタイムペナルティを科された。彼は24周目のピットストップ時にこのペナルティを消化したが、これが彼のポジションに影響を与えることはなかった。

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、スチュワードがサインツJr.の違反に対して反応するのにあまりにも時間がかかりすぎていたと不満を述べた。

「我々のチームマネージャーは、この件をスポーティング・ワーキング・グループに提出するつもりだ」

「(サインツJr.は)コーナーをカットしてアドバンテージを得た。それに気がつくまでに5周かかり、(それに対応するのに)もう5周を要した。対応が遅かったので、その時にはもう(サインツJr.は)行ってしまった」

「彼らは5秒ペナルティを科したが、何の意味もなかった。それは彼がもう行ってしまっていたからだ。これは間違っている」

「もし5~10周後に違反に気がついた場合は、元のポジションに戻したり、今走っているポジションを下げたり、あるいはより厳しいペナルティを与える必要があるということを、彼らは言わなければならない」

「そうでなければ、もし(ドライバーが)とてもクレバーで、戦略としてこういうことを実行するくらいにクレバーなスタッフがいれば、5秒ペナルティを受けることを知っていながらコーナーをカットするだろう」

「1周目には本当に多くのインシデントが起こるので、スチュワードはそれらを対処しなければならない。もちろん、上位勢(のインシデント)はより重要だ」

「今回のレースを見直してみれば、サインツJr.はスタート時のポジションへ戻すべきだった。そうすればレースは完全に異なる展開になっていただろう」

「誰もこのことを気にしていないから、考えないのだろう。だが我々は気にかけるべきだ」

 またレーシングポイント・フォースインディアのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、サインツJr.へのペナルティは軽すぎたと話した。

「サインツJr.はワイドに走って、アドバンテージを稼いだ」

「彼はブレーキをかなり遅らせた。皆をオーバーテイクするためにトラックを離れたので、彼は5秒ペナルティを科されたが、あれでは彼のやったことに対して相応しくない」

「レギュレーションにも合っていない。もし彼がポジションを戻さないのであれば、ストップ&ゴーペナルティか、10秒のタイムペナルティを科すべきだった」

 一方でFIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、ペナルティは正しいものであったと述べた

「昨年のアブダビGPのような状況だったが、5秒ペナルティが科されるだろうと思っていた」

「彼は簡単に5秒以上タイムを稼いだ。つまり、彼にとって価値のあることをやっていたということだ。だから我々は、新しいガイドラインをスチュワードに提出した」

「どこに時間をかけてそれを完了させたのかということもチームは認識しているし、彼らは完全に違った視点を持つようになるだろう」

「だが1周目の1コーナーに関しては、少し混同しているし、彼(サインツJr.)が(シャルル)ルクレールのアウト側へ行き、かなりワイドに走っていたのは明白だった」

「まるで彼はセバスチャン(ベッテル)について行っているように見えた。そしてコースへ戻って、(フォースインディアやハースの)前につけた。彼があのように走ってアドバンテージを得たと言わなければならないだろう」

「だがペナルティに該当する限り、これが一般的なペナルティだ」

「彼がギャップを築くために故意に何かをしようと考えてやったことではなかった」





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