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金足農・吉田は日本ハム!ダル、大谷、清宮に続き甲子園の星が北の大地に/ドラフト(サンケイスポーツ)




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出典元: 日本ハムに1位指名された吉田。プロでの活躍を誓い“シャキーンポーズ”を決めた

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が25日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開かれた。今夏の甲子園の準優勝投手、秋田・金足農高の吉田輝星投手(17)は、日本ハムが大阪桐蔭高・根尾昂内野手(18)を4球団競合の末にくじで外した後、単独1位指名で交渉権を獲得。米大リーグで活躍するダルビッシュ有(カブス)、大谷翔平(エンゼルス)らを育てた球団で、甲子園を沸かせたヒーローが飛躍を誓った。

 日本中が注目した、平成最後のドラフト。秋田から飛び出した甲子園のスターの新天地は、さらに北上した北の大地に決まった。秋田市の学校の体育館に集まった報道陣52社130人、22台のテレビカメラを前に、吉田は強い決意を明かした。

 「ドラフト1位の中に、自分の名前が呼ばれて安心しました」

 ドラフト会議の様子は、別室で見守った。最初の1位入札はなかったが、日本ハムが外れ1位で単独指名。心を落ち着けてから会見に臨んだ。

 「日本ハムに入れることが決まって、非常にうれしい。ドラフト1位で高校から入った先輩たちがすごく活躍しているので、自分も一緒に活躍したいと思います」

 赤い糸で結ばれたのは、ダルビッシュ、中田翔、大谷、清宮幸太郎ら高卒の選手育成には定評がある日本ハムだ。15日には大渕スカウト部長が金足農高に出向き、吉田と約40分間にわたって面談。同席した中泉一豊監督(46)も「野球に限らず、若い選手のいろんな可能性を育てようという思いが伝わってきた」と信頼を口にした。

 今夏の甲子園で準優勝。6試合で881球を投げ、旋風の中心になった。秋田大会開幕前は大学進学を決めていたが、幼い頃からあこがれていたプロ野球への夢が膨らんだ。プロ志望か、大学進学か-。そのまま進学をすすめる周囲の声もあったが、今月4日にプロ志望を自ら決断した。このドラフトで、夢へまた前進。「高校時代と変わらずに自分の強気なピッチングをしっかりして、新人王をとりたいと思います」と胸を躍らせた。

 好きな球団に巨人を挙げ、「巨人に行きたいか」との質問に「はい、行きたいです」と回答したこともあるが、その思いは“封印”。対戦したときには「自分の出せる全力を出していきたい」と闘志を燃やした。

 会うことを楽しみにしている選手には、主砲の中田を挙げた。「4番を打っていて雰囲気がすごい。バッターとして嫌な球はどんな球か聞いてみたい」と10歳以上も上の先輩にも物おじすることなく、積極的に質問する貪欲な姿勢を見せた右腕。現在は後輩が練習するグラウンドで、トレーニングを続けている。

 「自分の持ち味のストレートをもっと磨いて勝負したい。目標は高く、155キロを出したい」

 日本を代表する選手たちが育った日本ハムでも輝きを放つ-。その日を目指し、2001年生まれの“平成最後の怪物”は歩みを進める。


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