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阪神新助っ人急浮上!矢野虎にメジャー4番ビヤヌエバ 3、4月に大谷と「月間最優秀新人」(サンケイスポーツ)




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阪神の新外国人候補として米大リーグ、パドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が急浮上したことが28日、分かった。米大手代理人筋によると、今季パ軍で20発を放ち、4番も張った長距離砲は日本球界を含めて新天地を求めており、阪神も調査を開始した。電鉄本社も、大砲助っ人獲得には全面バックアップしていく方針。矢野虎の救世主となるか、その動向は大注目だ。

 衝撃の情報が海の向こうから入ってきた。これから米大リーグでスターダムにのし上がっていく可能性のある27歳が、日本球界に売り込みをかけているというのだ。米大手代理人筋は「ビヤヌエバ側が、水面下で複数の日本球団に声をかけているというのは事実」と認めた。さらに阪神が有力候補に浮上していることが判明。阪神球団幹部も「名前は聞いています」と否定しなかった。

 昨年9月、パドレスでプロ10年目、26歳にしてメジャーデビューし、12試合で打率・344、4本塁打、7打点を残したメキシコ出身のビヤヌエバ。今季は開幕から絶好調で3、4月は打率・321、8本塁打、19打点をマーク。ア・リーグの大谷翔平投手(24)=エンゼルス=とともにナ・リーグの「月間最優秀新人」に選出された。当時のニュースで名前を知った人も多いだろう。

 その後は3番や4番を任され、レギュラーに定着。さすがに序盤の勢いは続かず、最終的には110試合で打率・236、20本塁打、46打点だったが、今後への期待を大きく抱かせるシーズンだった。守備位置は三塁が主も一塁、外野も可能。来季28歳と若く、マイナー通算102発、メジャー通算24発と長打の魅力にあふれている。

 そんな大砲の“売り込み”だけに日本の複数球団が興味を示している模様だが、どこよりも長距離砲を欲しているのが阪神だ。今季はメジャー通算71発のロサリオを年俸3億4000万円で獲得も、日本特有の変化球への対応に苦しみ、わずか8本塁打で退団が決定的に。チーム本塁打数はリーグワーストの85。新助っ人候補は守備位置を問わず、長打力に絞ってリストアップしてきた。

 FAの野手戦線も、西武・浅村や日本ハム・中田らがいる中、球団は大山、中谷、陽川ら若手育成の方針を貫く形で静観する構えだ。ただドラフトを終えても、長距離砲というポイントは埋まっておらず。26日に大阪・野田の電鉄本社で行われた坂井オーナー、藤原次期オーナーへの報告会では新外国人補強に全力を注ぐことが確認され、資金面の協力体制も得た。

 17年ぶり最下位から巻き返すための生命線といえる、新助っ人野手の成否。すでに球団はメジャー通算30発のジェフリー・マルテ内野手(27)=エンゼルス=をリストアップしており、先の幹部は同通算23発のタイラー・ホワイト内野手(27)=アストロズ=についても「数年前から調査しています」と明かした。複数の候補はいるが、ビヤヌエバの“大物感”は別格だ。

 ビヤヌエバ獲得への道は、移籍金や日本のライバル球団の出方など、予断を許さない。慎重を期しながらも、攻めの手は緩めない。就任1年目から勝負をかける矢野監督を“最優秀新人”で全面サポートする。


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