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貴景勝、ポジティブに部屋頭「マイナスに考えることは一つもない」(サンケイスポーツ)

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出典元: 空も胸の内も秋晴れ。部屋の看板を背負う部屋頭、貴景勝の新たな船出だ

日本相撲協会は29日、11月の九州場所(11日初日、福岡国際センター)の新番付を発表し、小結貴景勝(22)は西から東へ回った。前師匠だった元貴乃花親方(46)=元横綱=が9月末に協会を退職。それに伴い、千賀ノ浦部屋へ移籍して初めての場所を迎える。貴景勝はこの日、福岡・篠栗町の同部屋宿舎で会見に臨み、新たな船出に決意をにじませた。

 不安も動揺もない。新たな環境に身を置く小結の貴景勝は、移籍した千賀ノ浦部屋ではもっとも番付上位の「部屋頭」。約1カ月間の長い秋巡業を28日に終え、九州の部屋に合流したばかり。30日からは初めて部屋全体の稽古が始まる。

 「マイナスに考えることは一つもない。新しい環境でやれることをプラスに思って。全力を出し切って、悔いのない相撲を取りたい」

 師匠だった元貴乃花親方が9月末に協会へ退職届を提出。部屋は消滅した。貴景勝をはじめ平幕貴ノ岩、十両貴源治の3人の関取が千賀ノ浦部屋へ転属。同部屋の平幕隆の勝と合わせ、関取が一気に4人となった。

 受け入れた千賀ノ浦親方(57)=元小結隆三杉=は旧貴乃花部屋の部屋付き親方だったこともあり、「稽古にも活気が出る」と笑顔をみせた。

 同親方も部屋の合併を経験した。平成5年2月1日付で当時の二子山部屋(師匠=元初代横綱若乃花)の力士38人が、実弟が師匠を務めていた藤島部屋(師匠=元大関貴ノ花)へ転籍。年寄名跡を交換し、大所帯の二子山部屋となった。千賀ノ浦親方は移籍した4人の幕内力士の一人で「みんなファイトを出したよ」。

 旧二子山勢の4人の関取にとって移籍後初めての場所となった同年3月の春。平幕だった隆三杉は8勝、小結若翔洋は10勝、平幕三杉里は9勝を挙げて勝ち越し。負け越したのは平幕浪之花だけだった。旧藤島部屋の当時若花田(のちの3代目横綱若乃花)も小結で自身初優勝を飾り、部屋の高揚感が伝わってくる。

 場所前には部屋が所属する二所ノ関一門の連合稽古にも初参加する予定の貴景勝は「いろいろな力士と肌を合わせたい」。新たな景色がはっきりとみえる。





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