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ジョセフJ、NZ驚かす!常勝軍団に桜善戦で上昇だ(サンケイスポーツ)

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出典元: 10月26日の世界選抜戦で突進するリーチ。勝利を逃した日本だが、NZ戦に向けて手応えを得た

2019年W杯日本大会開幕まで1年を切り、8強入りを目標に掲げる日本代表が最強の相手と顔を合わせる。世界ランキング1位のニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」に挑む「リポビタンDチャレンジカップ2018」は3日、東京・味の素スタジアムでキックオフ。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、48)率いる世界ランク11位の日本が、W杯の試金石となるテストマッチで新たな歴史を切り開く。

 世界王者を撃破して、W杯日本大会への弾みとする。2年前のジョセフ・ジャパン始動以来、最強の相手となるオールブラックス戦。W杯ベスト8というミッションに向け、大金星獲得に挑む。

 「6月の代表戦とは異なるレベルの高い相手との勝負。強い精神力を持って臨みたい」

 指揮官が闘志をみなぎらせた。17-145。歴史的大敗として世界のラグビー史に刻まれた1995年W杯の日本-NZ。ジョセフHCは日本を蹴散らかしたNZのメンバーとしてグラウンドに立った。

 だが、4年後に驚きの転身を遂げる。日本代表のNO・8として99年W杯ウェールズ大会に出場。他国で代表経験があっても、当該国でプレーすれば代表になれるという当時の規約で実現した離れ業だった。そのときからジョセフHCの胸にはNZ、日本という2つの“母国”への忠誠心が宿る。

 スーパーラグビーで優勝したハイランダーズ監督の座を捨てたのも「日本で開催されるW杯で日本代表の指揮を執れるから」。選手として6年間過ごした日本への“恩返し”の思いが、指揮官を突き動かす。

 初采配となった2016年11月には、キックから相手に重圧をかける攻撃を軸に、欧州6カ国対抗の王者だったウェールズを3点差(30-33)に追い詰めた。昨季は素早い出足で相手に攻撃の選択肢を与えない組織防御を導入。フランスに23-23と史上初の引き分けに持ち込んだ。1シーズン目は攻撃、2シーズン目は防御にジョセフ流を落とし込んだ。

 前任のエディー・ジョーンズHC時代から主将を務めるFLリーチ マイケル(30)=東芝=は、進化に手応えを感じている。

 「今までの日本は相手にボールを渡すなという考え。でも、今はあえて相手にボールを渡して重圧をかける。エディーならブチ切れてますね」

 キックと防御でプレッシャーをかけて、相手の攻撃をカオス=混乱状態に陥らせる戦術が、W杯8強入りのキーポイントだ。前回15年大会で優勝候補の南アフリカを倒して世界を驚かせた日本代表。来年9月20日のW杯開幕戦(対ロシア)の舞台となる味の素スタジアムで世界最強の相手を混乱させ、3年前を上回る衝撃を世界に発信する。

★NZ戦展望

 NZ代表は陣形が整っておらず選手個々の判断が求められる「アンストラクチャー」と呼ばれる状態からの攻撃で、抜群の強さを発揮する。

 ジョセフHC就任後に導入したのが、そのアンストラクチャーから相手に重圧をかける戦術。ボールを蹴り込み、プレッシャーでカウンター攻撃を阻むことなどに取り組んできた。

 NZに強みを与えてしまうリスクがあるが、日本が組織的な防御で相手の自由な攻撃を封じられるかが勝負の鍵を握る。金星を挙げるためには、失点を20点程度に抑える必要があるだろう。





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