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オンラインゲーム「クラロワ」通して学んだ大谷の素顔(東スポWeb)

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出典元: 大谷と仲の良いパーカー(ロイター=USA TODAY Sports)

【元局アナ 青池奈津子「メジャー通信」=ブレーク・パーカー投手(エンゼルス)】まさか、そんな一大ブームになっていたとは思わなかった。「あれからどんどん参加するやつらが増えて、ある段階ではチームの半数以上がプレーしていたんじゃないかな。遠征先で試合のあとバスに乗り込むと皆、始めるんだ」

 想像してほしい。がっしりした体格の男達が、一日中野球して疲れた心身を休めることなく、一斉に携帯にかじりつき、「クラロワ」こと「クラッシュ・ロワイヤル」(対戦型のオンラインゲームで、2016年リリース以来、世界中で楽しまれているゲーム)に没頭する姿を。「2対2の対戦もできるから4人組になってやったり、2人だけで白熱したり。その場の15人ぐらいが互いに対戦し合っていて、かなり楽しかったよ。7月ごろに一番盛り上がって、あまりにも人が増えたもんだからショーヘイのクラン(グループ)に入りきれなくなって、レッドソックスのクランにまで流れ込んだんだ」

「ちょっと待って、レッドソックス!?」と相変わらず人の良いブレーク・パーカーに突っ込んだレギュラーシーズン最終日。大谷翔平選手とスプリングトレーニング初期から仲が良く、何度も大谷取材で助けてもらった人物である。きっかけがクラロワだったので、1年の総括として2人の対戦結果を聞いたら、まさかの東西赤チーム結束!?

「ああ、クリス・ヤングがレッドソックス時代からチームメートとやっていて、そっちのクランに何人か入ったんだけど、人数も十分増えたし新しいクランを作ろうってなって、結果的にレッドソックスのクランを整理してうちのチームと、もともとショーヘイがいたクランから5~6人を招いて、野球選手だけで構成されるクランを作ったんだよ。デービッド・プライスかムーキー(ベッツ)が率いているかな」

 言われてみれば、ジャスティン・アップトンやイアン・キンズラーらがクラブハウスでゲームをやりながら熱くなっていたことがあった。あれはもしかしたら、レッドソックスの選手と対戦していたのかもしれないということか。大谷のクランは日本ハムメンバーらで構成されていたはずだから、日本の選手らとの国際バトルも…。

「面白いよね。去年PCゲームが少しはやったけど、ここまでまとまったのは、珍しいかな。僕にとってはショーヘイとの共通の趣味で、少しでも野球以外の彼を知れたら良いなって。彼にとって初めてのアメリカ生活だし、どうしても文化の違いがあるからね。他にもそう感じて参加し始めたやつは多いんじゃないかな。おかげで話のネタにもなったし、負けず嫌い、楽しむのが好き、若くて元気でよく笑う、そういったショーヘイをゲームを通して知るのはとても楽しかった」

 1回の対戦が約3分。忙しくても、元来負けず嫌いな集団がやるゲームとしてはちょうどよかったのかもしれない。かなりハマった選手が多くいるようだ。

「課金が一番多かったのはトラウトじゃないかな。1か月くらい相当やっていたよ。(タイラー)スカッグスもまぁまぁつぎ込んでた。ショーヘイも少し。僕は以前別のゲームに1000ドル(約11万円)以上入れて猛省したことがあるからクラロワには100ドルでとどめてる。でも、課金してでもトップに立つって本当に気持ちいいから、お金を払った価値はあったよ」

 トップに立つ感覚…今ごろ、レッドソックスの面々はボストンでその喜びをかみ締めているのだろうか。勝敗はあるかもしれないが、長い野球シーズン、全力を尽くし切れた選手たち誰もがトップだと、私は毎年思っている。今シーズンもお疲れ様でした! 

 ☆ブレーク・パーカー 米アーカンソー州出身。33歳。191センチ、102キロ。右投げ右打ち。投手。2006年に捕手としてドラフト指名されたカブスに入団。07年に投手転向し、12年5月17日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。マリナーズ、ヤンキースを経て16年オフにエンゼルス移籍。17年は救援陣の中心として71試合に投げ3勝3敗8セーブ15ホールド、防御率2.54とキャリアハイの成績を残す。今季も2勝1敗14セーブ6ホールド、防御率3.26と安定した活躍を見せた。





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