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白井健三、床3連覇の夢散る銀 難度落としが裏目か(スポーツ報知)




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◆体操 世界選手権第9日(2日、カタール・ドーハ)

 【2日=小林玲花】種目別床運動の男子決勝が行われ、白井健三(22)=日体大=が14・866点で、銀メダルを獲得。種目別の同一種目で日本人初の3連覇はならなかった。萱和磨(21)=順大=は14・100点で8位だった。1日に行われた個人総合の女子決勝は村上茉愛(まい、22)=日体大=が合計55・798点で、日本人初の銀メダルを獲得。09年大会以来、9年ぶりの日本人表彰台となった。

 白井は、種目別床運動でH難度の「シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)」を抜いた構成をまとめたが、難度を落としたこともあり、昨年のような爆発的なスコアを出せなかった。表彰台に立ったものの4度目の世界一に届かず、日本勢で今大会初の金メダルはならなかった。

 「最後まで器具に慣れなかった。(演技する前は)表彰台は考えられなかった」と振り返ったように、最後まで中国製の器具に苦しんだ。今大会に使用されている器具は、国内の「セノー」器具に比べて、床の跳ね返りが極端に低い。7月中旬に代表の合宿地にも導入され「最初は開いた口がふさがらないというか(笑い)」と、想定外の硬さだった。シライ3を行うまでに1週間を要し、いつもと同じ感覚でも着地姿勢が低くなった。「命に関わる器具」と向き合い、慎重な調整が続いた。

 今季から減点が取られやすいルールになったことも逆風となった。周囲の「難度を下げた方がいい」との助言に対し、「俺は審判に屈しない!」と強く言ったが、大会の床はさらに硬かった。畠田コーチに「やりたいことをやるだけが体操じゃない」と言われ、予選からDスコア(難易度)を下げて臨んでいた。

 決勝では、昨季王者らしく笑顔でやり切ったが、着地がふらつく場面もあり、畠田コーチは「着地でびたっと止まったのが一つもなかった」。最終日には跳馬で大会連覇を狙う。金メダルなくして、戦いを終えるわけにはいかない。


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