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日本の守護神・川口が引退…4大会連続W杯メンバー「マイアミの奇跡」立役者(サンケイスポーツ)

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元日本代表で、W杯に1998年フランス大会から4大会連続でメンバー入りしたGK川口能活(43)が4日、所属するJ3相模原を通じて今季限りの現役引退を発表した。J1横浜M、ポーツマス(イングランド)、J1磐田などで活躍した日本屈指のGK。プロ25年目の今季はJ3で5試合出場にとどまっていた。14日に会見を開く。

 あの神ががりセーブが見られなくなる-。元日本代表のGK川口が、プロ25年目の今季限りでグローブを置く。

 「今シーズンで引退することを決めました。今は感謝の気持ちしかありません」

 43歳での現役引退。所属するJ3相模原のクラブ公式サイトで、自身の胸中をつづった。

 日本人GKとして初の海外移籍を経て、2005年に日本に復帰。9年間プレーしたJ1磐田では09年に右すねを骨折し、以降は出場機会が減少した。14年にJ2岐阜、16年よりJ3相模原にプレー機会を求めたが、今季出場はわずか5試合にとどまった。

 静岡・清水商高(現清水桜が丘高)で全国高校選手権を制し、1994年に鳴り物入りで横浜Mに入団。1メートル80とGKとしては小柄ながら抜群の反射神経と闘争心を隠さないスタイルで活躍を続け、甘いマスクで女性ファンも多かった。

 一躍その名を上げたのが96年アトランタ五輪。止めどなくシュートを浴びせたブラジルに得点を許さず「マイアミの奇跡」と呼ばれる金星に貢献。W杯初出場を決めた97年11月のアジア最終予選プレーオフ・イラン戦では「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるW杯初出場の瞬間をピッチで味わった。

 語り草は04年アジア杯の準々決勝。ヨルダンとのPK戦で、決められたら敗退というキックを2本も止め、大会制覇につなげた。W杯は98年フランス大会から4大会連続で出場し、ライバルの楢崎正剛(42)=名古屋=と正GKを争った。10年南アフリカ大会は人間性を岡田武史監督(当時)に買われ、試合に出なくても主将として16強進出に貢献した。

 14日に会見を開き、12月2日の鹿児島戦(ギオン)の試合後に引退セレモニーを行う予定。一時代を築いた大きな存在は、ピッチを去っても語り継がれる。





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