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羽生結弦V、4回半ジャンプ投入「全日本の後かな」(日刊スポーツ)

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出典元: 世界最高得点で優勝し、スタンドの声援に応える羽生(撮影・PNP)

<フィギュアスケート:GPシリーズ第3戦フィンランド大会>◇4日◇フィンランド・ヘルシンキ◇男子フリーほか

五輪2連覇の羽生結弦(23=ANA)はフリー190・43点、ルール改正後では世界最高の合計297・12点でショートプログラム(SP)の首位を守り優勝した。9月の初戦オータムクラシックから、ジャンプの構成を高めた攻めの演技で、GP初戦初勝利を果たした。

史上初めての4回転トーループ-トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させた。トリプルアクセルの着氷は必死でこらえた。初の4回転ループ成功者、アジア史上初の五輪連覇、スケート界初の国民栄誉賞…。数々積み上げてきた「初」のタイトルがまた加わった。

「とりあえず、やりきれました。ジャンプがふらついたり、スピンもうまくできなかったりしましたが、まずは全部立てたということが大きいです」

一瞬喜んだものの、ただ満足だけで終わらない。続けて「一応成功とは言えるけど、加点がついてこそのジャンプなので、次はいいジャンプを跳べるように頑張りたいです。体操の内村さんも言っているが、最後しっかりと決めないといけない」と、着氷が完璧ではなかったことへの課題を口にした。

この技を羽生は「自分のできる最高のコンビネーション」と言う。4回転トーループを右足で降りた後に、体を回転させ、すぐに左足で踏み込んでトリプルアクセルへ。このつなぎの「ジャンプシークエンス」があるため連続技の得点は2つのジャンプ得点合計の0・8倍となる。多くの選手が必要とする長い助走がなくとも跳べるからこそ成り立つ大技は「挑戦的で、練習も大変だった」。体力が消耗した後半に跳べるのは、技術が高いことの証しでもある。

史上初への挑戦はまだ続く。羽生は8月、クワッドアクセル(4回半ジャンプ)を今季中に決めたいと宣言。成功を「唯一のモチベーション」として練習してきたが、9月のオータムクラシックの後にプログラム全体の精度を高めるため、「こんなことをしている場合じゃない」と、近々の試合での投入をあきらめた。まずは、今回まとめたSPフリーのプログラムをさらに磨くことに専念し、実戦での投入について「全日本の後かな」と話した。





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