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《ブラジルサッカー》フォルタレーザが2年連続昇格で、来期の1部昇格を決める(ニッケイ新聞)




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出典元: 昇格を決め、選手と抱き合う、フォルタレーザのロジェリオ・セニ監督(右)

サッカーのブラジル国内リーグ1部は首位のパルメイラスが優勝間近だが、2部リーグでも来期1部昇格チームが出た。
 4日に行われた第34節での敵地アトレチコ・ゴイアニエンセ戦で勝利したフォルタレーザだ。
ブラジルリーグでは、1部の下位4チームと2部の上位4チームが入れ替わる。首位を走るフォルタレーザはこの日の勝利で、残り4試合に全敗しても、5位のヴィラ・ノヴァに逆転される可能性がなくなり、4位以上(=来期1部昇格)が確定した。
 フォルタレーザは、2006年を最後に1部リーグから陥落し、2010年から17年までは3部リーグで戦っていた。
 17年の3部リーグで2位になり、9年ぶりの2部リーグ復帰となった今年、前半から快調に首位を走り、残り4節を残して、来期の1部昇格を決めた。昇格の立役者となったのは、今年から監督に就任したロジェリオ・セニだ。
 2015年限りで25年所属した名門サンパウロFCを引退したセニは、2017年にサンパウロFCの監督に就任したが、成績が振るわず、シーズン半ばで解任されていた。
 監督1年目で大きな挫折を味わったセニだったが、捲土重来を期した今年、フォルタレーザの監督に就任し、大きな成果を挙げた。
 フォルタレーザの監督に就任したセニはチームの細部に至るまでの権限を与えられ、選手食堂のサラダの盛り付け方からトレーニング施設だけでなく、遠征時の空港、ホテルへのチェックイン方法まで、改善の指示を出し、2部昇格後わずか1年での1部昇格という結果につなげた。
 チームの会長マルセロ・パス氏も、「セニは極めて要求のレベルが高い。不満があれば必ず口にする。でも、それは彼のプロ意識の高さからくるもの」と信頼を口にする。
 名門サンパウロFCで選手として数々の栄光を味わったセニは、昇格を決めた心境について問われると、「正直言うと、『もう5位以下はない』という形で1部昇格を決めただけでは満足できない。まして、今年はフォルタレーザの100周年だから、優勝を決めて1部昇格に華を添えたい」と、選手として1部リーグでの優勝のみならず、リベルタドーレス杯やクラブW杯も制覇した者が持つ矜持を示した。
 今年の2部リーグは残り4試合。「次の目標は当然2部リーグ優勝」と語るパス会長は、セニに契約延長を申し出る用意だ。


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