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稀勢、初一人横綱!完全復活Vへ調子上向き「やるしかない」(サンケイスポーツ)

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大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)白鵬(33)、鶴竜(33)の両横綱が九州場所を全休することが8日、決まった。これを受けて稀勢の里(32)が初めて一人横綱になることが確定。横綱ワースト記録の8場所連続休場から復帰し、秋場所で10勝を挙げて引退危機を乗り切った稀勢の里が、ひときわ大きな期待と注目を集めることになった。稀勢の里はこの日、福岡市内での前夜祭に出席した。

 九州場所の会場と同じ福岡国際センター。約4200人のファンが詰めかけて本番さながらの熱気に包まれた中、横綱でただ一人、登場した稀勢の里は力強い土俵入りを披露した。この日の朝に白鵬、午後には鶴竜の休場が決定。初の一人横綱となっても、いつも通り淡々としていた。

 「やるべきことを、しっかりやるだけだから」

 左大胸筋などの負傷のため年6場所制となった昭和33年以降では横綱ワースト記録の8場所連続休場。9月の秋場所でようやく土俵に復帰して10勝を挙げた。秋巡業を経て調子は上向き。対戦が予想される力士のもとへ連日出稽古し、八角部屋のホープ北勝富士らを圧倒した。左腕に力強さが戻り「いい状態で秋巡業に入れたし、いい流れ」と好感触を口にする。

 完全復活の予感を周囲も感じ取っている。解説者の舞の海秀平氏(元小結)は下半身の粘り強さを挙げ「ここまで力強い稽古を見せられたら、けがはもう理由にならない。先場所より数段いい」。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は優しいまなざしで若手の稽古を見守る姿に精神面の余裕を感じ取り「雰囲気が前向き」と指摘する。

 九州場所は平成15年に大関栃東が賜杯を抱いて以降、ずっと横綱が優勝してきた。目指すのは劇的な逆転優勝を飾った昨年春場所以来の頂点だ。本人もそれは十分承知。「最後をしっかり締めて、いい1年にしたい。やるしかない」。一人横綱が、きっちりと1年を締めくくる。





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