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友風が連勝! 絆が白星を呼び込んだ(スポーツ報知)

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出典元: 志摩ノ海(右)をはたき込みで下した友風

◆大相撲 九州場所2日目(12日、福岡国際センター)

 新十両の西14枚目・友風(23)=尾車=が東14枚目・志摩ノ海(29)=木瀬=をはたき込んで初日から2連勝となった。

 絆が生んだ白星だ。取組前に兄弟子の嘉風から「(志摩ノ海は)必ず左から攻めてくる。焦らず落ち着いて長い相撲を取れ。長い相撲になればお前の腰の重さと体重が生きる。お前を押し切れる力士はいない」とアドバイスを受けた。

 その言葉通りに左からの攻めに耐え、時間をかけて勝機を呼び込んだ。「何度も引こうと思いましたけど、(志摩ノ海は)前に落ちる力士ではないので我慢しました。まわしを取られたのは反省材料ですけど、いつも具体的にアドバイスをいただけるので本当に助かります」

 所要9場所で十両に昇進しても“学びの精神”は忘れない。十両に昇進にすると付け人が身の回りの世話をしてくれる。友風にも部屋の飛燕力と宙風が付いているが、同時に友風は先場所までと同じように嘉風の付け人をしている。「嘉風関から十両に上がっても俺の付け人をしてくれないか。お前にまわしを締めてもらいたいんだ」と打診を受け、友風も「勉強になるので」と快諾した。

 この日も汗だくになりながら取材を受けた後は支度部屋の風呂に入り、すぐに嘉風の身の回りの世話をしていた。「嘉風関はすごいですよ。初日の自分の相撲は勝ったけど、0点でした。でも嘉風関は初日から苦手の千代大龍関に100点満点の相撲で勝った。にもかかわらず、『自分の白星より、お前の白星の方がうれしい。何年かしてお前が番付を上げたとしても、俺はお前にアドバイスを続ける。いつまでもおせっかいを焼かせてくれ』と言ってくれたんです」とうれしそうに語った。嘉風に心酔しており、「本当にかっこいいですよね。力士として、人としてこんなにかっこいい人はいません」とつぶやいていた。





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