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森保J、史上初の初陣4連勝ならず…酒井弾で先制もPK献上でベネズエラとドロー(サンケイスポーツ)

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出典元: 前半、ゴールを決める日本代表・酒井宏=大分銀行ドーム(撮影・甘利慈)

キリンチャレンジ杯(16日、日本1-1ベネズエラ、大銀ド)国際連盟(FIFA)ランキング50位の日本が史上初の初陣から4連勝を懸けて臨んだ一戦は前半にDF酒井宏樹(28)=マルセイユ=のジャンピングボレー弾で先制したものの後半に自らのファウルでPKを献上。引き分けで試合を終えた。

 試合は前半3分、日本が立ち上がりから早速仕掛ける。期待の若手MF堂安がMF柴崎のスルーパスで抜け出すとドリブルでペナルティーエリア手前右から中に持ち込み、左サイドのMF中島へパス。中島のシュートは枠を外したが、日本が早い時間に1本シュートを放った。

 しかし11分、日本がミスからピンチを招く。ペナルティーエリア浮き球をDF佐々木が頭でGKシュミットにパスしたがこれが短くなり、ベネズエラのFWロンドンが足先でつつく。このボールはゴールに転がり失点かと思われたがDF冨安が間一髪でクリアした。

 日本はセカンドボールを拾われ、攻め込まれる時間が続いたが26分に絶好機を迎える。ペナルティーエリア内左でボールをキープしたFW大迫がDFを引きつけるとエリア内右でフリーだった堂安へパス。堂安はこれを反転しながら受けると飛び込んできたGKをかわすようにループシュート。しかしふわりとしたボールはゴール左へ向かもわずかに枠外へ。苦しい時間が続くなかで絶好機を逸した。

 徐々にゴールへ迫る回数の増えてきた日本は32分、大迫のスルーパスで中島がDFラインの裏へ抜け出すとGKと1対1に。中島は丁ねいにシュートを放ったがGKの好セーブに遭いまたも好機を逸した。

 ここまで絶好機を逃し続けてきた日本だったが、39分に試合を動かす。敵陣右サイドでFKを獲得する。キッカーの中島がこれをペナルティーエリア左へ送るとDF酒井がジャンピングボレー。GKも右手で触ったが、強烈なシュートはそのままネットに突き刺さった。

 リードを奪った日本は44分にも中島が鋭いシュートでゴールを脅かし、いい流れで前半を終えた。

 後半を迎えた日本は立ち上がりからMF遠藤や佐々木らが鋭い出足でボールを奪いベネズエラの攻撃の芽を摘むと、度々ゴールへ迫る。8分にはペナルティーエリア左の大迫が走り込んだ堂安に縦パスを出すと、堂安がシュート。GKのセーブに遭ったがひとつ形をみせた。

 主導権を握る日本は22分、大迫に代えてFW北川、中島に代えてMF原口を投入した。

 30分、投入されたばかりの原口がさっそく魅せる。ペナルティーエリア左でボール受けるとドリブルでゴールへ迫る。DFをダブルタッチでかわしてGKの股を抜くシュートを狙う。これは阻まれたがひとつ特長をみせた。

 日本は32分、堂安に代えてFW杉本、南野に代えてMF伊東を投入。この交代で南野の4戦連続ゴールはなくなった。

 35分、ここまで順調に試合を進めていた日本が痛恨のミスを犯す。ペナルティーエリア左でボールを受けたベネズエラMFゴンサレスを遅れて戻った酒井が倒してしまいPKを献上。これをMFリンコンに沈められ同点に追いつかれた。

 日本は1点を目指し、前へ出ると46分には原口の低いクロスを受けた北川が華麗なターンからシュートを放つもDFのブロックに遭い、47分には右サイドの伊東のクロスをDF吉田が頭で合わせネットを揺らすもオフサイドの判定。追加点は奪えず、1-1で試合を終えた。

 4戦連発の懸かっていた南野だったが、無得点で途中交代。1976年に二宮寛監督の下で記録したFW釜本邦茂以来となる新監督初陣から4試合連続ゴールとメキシコ五輪銅メダルメンバーのFW渡辺正以来、59年ぶり2人目となる国際Aマッチ初得点から4試合連続得点。2つの記録が懸かっていたが、どちらも達成とはならなかった。また、森保監督は勝利すれば日本代表の指揮官では初となる初陣から4連勝の快挙だったが、こちらも達成されなかった。





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