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稀勢、初場所回避も…田子ノ浦親方「そんな簡単にいえない」(サンケイスポーツ)




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大相撲の九州場所で初日から4連敗(不戦敗は除く)を喫し、5日目から休場した横綱稀勢の里(32)について、師匠の田子ノ浦親方(42)=元幕内隆の鶴=は16日、福岡・大野城市の田子ノ浦部屋宿舎で、進退問題が避けられない次に出場する場所を来年1月の初場所(13日初日、両国国技館)に限定しない意向を明らかにした。

 「次に出る場所は大切になる。そんな簡単に(初場所出場とは)いえない」と初場所を回避する可能性に言及。万全な状態を見極めることを強調した。冬巡業(12月2日開始)についても「治療を優先していく」とした。同親方は休場が発表された際に「(初場所で進退を)覚悟して臨むと思う」としていた。

 昭和63年秋場所。1場所15日制が定着した昭和24年以降、初日から3連敗を喫しながら最後まで取り切って勝ち越した唯一の横綱大乃国の芝田山親方(56)は、師匠の考えも尊重しながら「また休むとその座にしがみついているマイナスの印象も与えてしまう。世論も許さないのでは…。ひいては綱の権威を落としかねない。相撲勘を戻す時間もかかる」と懐疑的だ。

 稀勢の里は初日から4連敗し、横綱として87年ぶりとなる歴史的黒星を重ねた。横綱として最長となる8場所連続休場を経た9月の秋場所で10勝を挙げたものの、完全復活へ向けた今場所も15日間を全うできなかった。横綱在位11場所で皆勤は2場所。場所後の26日に開かれる横綱審議委員会などで、横綱の責任を問われることは必至の状況となっている。


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