みんなに伝えたいスポーツ情報

引退のDeNA・田中浩康氏、コメントも職人級「横浜、優勝です!」(サンケイスポーツ)




[ 元の記事 ]
出典元: 2年連続でブルゾンちえみに扮して登場、最後の打席を終えた田中浩康氏

【球界ここだけの話】

 ヤクルト、DeNAでプレーし、今季限りで14年間の現役生活に終止符をうった田中浩康氏(36)が、第2の人生を歩み始めた。

 23日に行われたDeNAのファンフェスティバルではキックベースのコーナーにサプライズで登場した。しかも、前年の同じ場で披露していたお笑いタレント、ブルゾンちえみのコスプレ姿だ。

 こういった“芸”は若手が中心となってやるものだが、引退を表明したベテランが積極的に女装し、「球団から仕事のオファーがきたと思ったら、これでした。まさか引退試合がキックベースになるとは」と笑わせた。打席では鮮やかな“左前打”を放つと「最後にいい打球を打てました。感無量です」と笑みを浮かべた。

 イベント後には引退セレモニーが催され、ユニホーム姿の田中氏は感謝の気持ちとともに「これからは野球界で力になるために、経験を積んでいきたいと思います」と力強く語った。そして、さっそく野球界を盛り上げる熱いコメントを発信し、ファンを喜ばせた。

 「野球界のために、どこよりも早い来年の優勝予想をしたいと思います。優勝は横浜DeNAベイスターズです。横浜、優勝です! 今年の悔しさを晴らしてください!!」

 最後はDeNAの仲間の手によって胴上げされ、ヤクルト時代の背番号と同じ7度、宙を舞った。

 今後は学生野球で指導するための資格回復研修を受講し、解説者としても活躍の場を広げていくことになるようだ。28日のDeNAの選手会納会では退団者としてあいさつ。全選手に対し「厳しい批判をするかもしれませんが、そのときはビジネスとして許してください」とニヤリと笑った。

 歴代5位の通算302犠打を記録し、ベストナイン2度、ゴールデン・グラブ1度の“名脇役”は仲間から愛され、ファンサービスも一流だった。これからはプレー同様、職人目線のコメントで野球界を盛り上げていってくれるはずだ。14年間、お疲れさまでした。(湯浅大)


キーワード