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広島から巨人入りの丸、“禁断の移籍”も来季はセ・リーグ盛り上げる(サンケイスポーツ)




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出典元: FA宣言をした広島・丸は巨人入りを表明=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)

【球界ここだけの話】広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)が先月30日、マツダスタジアムで巨人移籍を表明した。同じセ・リーグ内の“禁断の移籍”だったが、松田元オーナー(67)は球団史上初の3連覇の立役者に対して、優しい言葉で送り出した。

 「FA権は選手の権利であり、丸選手の決断を尊重したい。彼は球団初のリーグ3連覇に大きく貢献してくれた。球団としても大変感謝をしている。巨人はライバルチームの球団になるが、今シーズン、今の段階ではエールを送りたい」

 同日、丸が球団事務所で移籍を報告したときにはオーナーは「“今年までは”応援している」と独特のエールを送りつつ、広島から関東へ引っ越しするまでの練習場所を心配して「12月が終わるまでは(マツダの施設を)使っていいよ」と申し出た。球団の気遣いに丸も「ありがたく、使わしてもらいます」と頭を下げた。

 松田オーナーは丸をルーキー時代から期待していた。千葉経大付高から2008年の高校生ドラフト3巡目で入団。同年1月の新人合同自主トレーニングでは「丸を取り上げてほしい。いつかすごい選手になるぞ」と予言していた。その期待を背負った丸は、12球団で最も厳しいと言われる赤ヘル伝統の猛練習に加えて、自らにも厳しい練習を課して一流選手に成長した。

 丸の移籍について、同じ1989年生まれの田中は「丸が決めたことを尊重したい。さみしいけど、頑張ってほしい」とエール。今季限りで引退した新井貴浩氏も、丸に「さみしいけど、お前の決断を尊重する。応援しているから頑張れよ」と伝えたという。

 丸は「こんな選手を応援していただいて感謝している。来季は敵のチームになってしまいますけど、皆さんには成長した姿をみせることが恩返しになる。11年間、ありがとうございました」と感謝を述べた。来季リーグ4連覇を目指す広島と、巨人を5年ぶりのVへ導く使者となる丸。良きライバルとしてセ・リーグを盛り上げる。(柏村翔)


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