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一発サインだけど…阪神・岩貞、致命的一発もうご免!年間通し安定したピッチングを(サンケイスポーツ)




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阪神の契約更改が6日、西宮市内の球団事務所で行われ、岩貞祐太投手(27)は300万円増の年俸3800万円でサインした。矢野燿大監督(50)から投手陣を引っ張る存在と期待される左腕は最下位から巻き返し、優勝することを誓った。岩田稔投手(35)は、減額制限(1億円以下は25%)ギリギリの24%(1200万円)減となる年俸3800万円で更改した。

 ふつふつとわき上がる闘志が表情からにじみ出た。ストライプのスーツにえんじ色のネクタイで契約更改後の会見に臨んだ岩貞は、来季の巻き返しを宣言した。

 「最下位という情けない順位から脱出して、来年こそは笑ってシーズンを終えられるように頑張りたい」

 今季は23試合に登板して7勝10敗、防御率3・48。不振に陥り、18試合の登板で5勝10敗、防御率4・96だった昨季から上向いたことで300万円アップをつかみ取ったものの、チームは17年ぶりの最下位。当然のことながら、満足などひとかけらもなかった。

 ブレークした2016年は25試合に登板して10勝9敗、防御率2・90。怖いもの知らずで伸び伸び投げていたときと、違いは数字が表している。被本塁打数は16年から10、14、18。今季はリーグ最下位から3番目の数字だった。「四隅を狙って投げなきゃと思って投げてしまっていた」と敗因は分析済み。「よかった点、悪かった点は明確だったので、来年以降、自覚を持ってやっていかないといけない。年間を通して安定したピッチングができるように」。“一発病”を克服して、2年前の輝きを取り戻す。

 同い年の左腕に刺激も受けている。今オフにポスティングでメジャーに挑戦する西武・菊池だ。今季は6月1日の交流戦(メットライフ)で投げ合い、8回2失点と力投しながら完投負け。その日、7回無失点で勝利投手となり、チームのリーグ制覇にも貢献した菊池について「こういう選手がメジャーに行くんだなと思った」と話したが、こちらは最下位。「優勝したいです」。矢野監督から投手陣の“リーダー”と期待される27歳は、ただVだけをにらんだ。

 「監督も代わって、開幕ローテに入るのも大変だと思う。足下を見て一歩一歩やっていきたい」

 ここ2年、能見が沖縄で主催する合同自主トレに参加していたが、今年は「未定です」。独り立ちし、今度は引っ張る立場へとひと皮むける。


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