みんなに伝えたいスポーツ情報

内枠は有利!?有馬記念の気になるデータ 枠番別の勝率と複勝率(サンケイスポーツ)

[ 元の記事 ]
出典元: 昨年の有馬記念を制したキタサンブラック

たびたび、この欄で安田記念での矢作厩舎の連闘馬の成績やサマースプリントシリーズの傾向など、データを使ったコラムを書いていますが、今回もその方面から攻めてみたいと思います。

 事の発端は、16日早朝の調教スタンド。有馬記念にリッジマンを出走させる庄野調教師への取材中でした。枠順抽選会の話になり、「やはり内枠が欲しいですよね」と会話していると、「なんでかわからないけど、有馬記念だけは枠順が気になるよね。他の中山芝2500メートルだとそうでもないんだけど」と庄野師。へーそういうもんなんだと思っていると、「頭数の違いはあるかもね。上級条件でしかないし、有馬記念以外は頭数がそろわないことも多いから」と鋭い分析をしてくれました。なるほど、なるほど。そういう考え方もあるのか。すると、庄野調教師が「ぐっち、ちょっと調べてよ。有馬記念とそれ以外の平均出走頭数と枠順の成績と」。ドキッ。結構なデータ量になるんじゃないですか? それ…。とはいえ、頼まれたからにはやるしかない。といっても、ターゲットに検索をかけるだけですが。

 ということで、2008~17年までの10年間を期間としました。まずは平均の出走頭数から。

GII以下 12.7頭立て

有馬記念 15.4頭立て

 確かに有馬記念の方が平均して3頭ほど頭数が多いです。さすがは年末の風物詩。まあコレは当然の結果でしょう。では、次に枠番別の勝率と複勝率で実際に内枠が有利なのかどうか。

▽GII以下のレース

     勝率      複勝率

1枠 10.3%    27.4%

2枠  9.9%    21.5%

3枠  4.4%    22.2%

4枠  6.1%    20.4%

5枠  8.2%    28.8%

6枠  8.9%    24.6%

7枠  6.3%    21.7%

8枠  8.9%    22.0%

▽有馬記念

     勝率      複勝率

1枠 11.1%    27.8%

2枠  5.6%    16.7%

3枠  5.6%    22.2%

4枠  5.0%    20.0%

5枠  5.0%    25.0%

6枠 10.0%    20.0%

7枠  5.0%    15.0%

8枠  5.0%    10.0%

 確かに、1枠の勝率がともにトップで数字的にも抜けており、やはり内枠有利の感もありますが、個人的には思ったよりも差がつかなかったかな、という印象。以外と真ん中へんも頑張っている感じがありますね。ただ、GII以下に比べて有馬記念の方が7、8枠の複勝率がガクッと下がるのは庄野調教師の指摘の通りということでしょう。みなさんはどう思いましたでしょうか。有馬記念の予想に少しでも役立てば、これ幸いです。(大阪サンスポ・山口大輝)





キーワード