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青学大、王者の意地2位…復路Vも総合5連覇ならず/箱根駅伝(サンケイスポーツ)

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出典元: 青学大・原監督(中央)は集まったファンの前であいさつ。潔く、采配ミスを認めた (撮影・田村亮介)

第95回東京箱根間往復大学駅伝復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町109・6キロ)王座から陥落!! 5連覇と史上初の2度目の大学駅伝3冠を狙った青学大は往路6位から追い上げ、3分41秒差の2位。復路を5時間23分49秒の新記録で5年連続で制したが、東海大に屈し、総合Vに届かなかった。原晋(すすむ)監督(51)は「私の采配ミス。4区を甘く見過ぎた」と自らを責めた。往路優勝の東洋大は3位。予選会から出場の駒大は4位、昨年総合3位の早大は12位に沈み、13大会ぶりにシード権を失った。

 いつものような明るさは消えた。往路の誤算が最後まで響き、史上3校目となる大会5連覇と史上初となる2度目の大学駅伝3冠とはならず。2位に終わった青学大・原監督からは反省の言葉ばかりが飛び出した。

 「東海大が強かった。(往路)4、5区の2区間の失敗があった。4区を甘く見過ぎた。選手選考の目がなかったと思う。私の采配ミス」

 復路はトップに5分30秒差の6位から出た。6区の小野田勇次(4年)が区間新記録で走破。7区では林奎介(4年)が区間賞の力走で3位に浮上。最終10区で東洋大をかわし、存在感を示したが復路を5年連続で制するのがやっとだった。

 前日2日の往路終了後、指揮官は復路の選手に電話をかけ、「伝説を作ろう!!」と激励した。期待に応え、5区間で3人が区間賞、ほかの2人も区間2位の快走劇。強い青学大の記憶が薄れることはないが、指揮官は往路2区間を敗因に挙げた。

 過去のデータと比較し、今季のチームを「史上最強」と評してきた。監督就任15年目など「5」にまつわるエピソードからスローガンに「ゴーゴー大作戦」を掲げて挑んだが…。「1年間のプランニングや調整方法は間違いない。チャレンジする気持ちが私の中で低下していた。常にチャレンジ精神をもたないといけない」。平成最後の箱根路で味わった悔しさを糧に、名将は前に突き進む。





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