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想像していなかった…阪神・矢野監督、広島・長野は「嫌やな」(サンケイスポーツ)

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阪神・矢野燿大監督(50)が11日、神戸市内で取材に応じ、フリーエージェント(FA)で巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として広島に加わった長野久義外野手(34)について、自身の経験から“再ブレーク”を予感。また、獲得した広島の4連覇にかける強い意気込みを感じとり、改めて警戒を強めた。

 想定外だった。だからこそ、脅威に感じる。矢野監督は、球界に衝撃を与えた移籍について「長野が(リストから)外れていることも想像してないし(広島が)とることも想像してなかった」と振り返ると、新天地に移るベテラン、そして獲得したカープに、改めて強い警戒感を口にした。

 「やっぱり、気持ちの変化も出るのよね。トレードもそうだけど。自分を振り返っても『くそっ!!』とか見返す気持ちは持ってると思うから。そういうのは嫌やなと思う」

 自身も現役時代、中日でプロ最多の83試合に出場した1997年オフに阪神へトレードされた。複雑な感情を抱えての虎入り。しかし絶対に見返すという強い気持ちで、移籍1年目の98年に110試合に出場。しかも古巣相手に川尻哲郎をリードし、ノーヒットノーランまで達成した。トレードと人的補償は違うとはいえ、自らの意志ではない形で新天地に挑むベテランの奮起を、予感せずにはいられなかった。

 さらに「丸はMVPの選手やから穴はでかいけど、意外にそうでもないなっていうのが印象やった。(そこに)長野をとったっていうのは、目先の今季に向けての戦力を最優先させた思う」とも…。矢野監督の分析では外野にはメヒアやバティスタの助っ人、松山、野間らもいるだけに「若い選手をとるのかなっていうのがあった」という。巨人生え抜きのスター獲得はイコール、4連覇と日本一にかける並々ならぬ決意の表れと感じた。

 「まぁ嫌やなと思っても、やるんだから。関係ないといえばそうなんやけどね」

 どんな強敵だろうが、倒さなければいけないことに変わりはない。最下位から出発する矢野虎の1年目。相手を上回る強い気持ちで、立ち向かっていくだけだ。





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