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連続V残った残った!貴景勝、白鵬初撃破で3敗死守/初場所(サンケイスポーツ)

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出典元: 貴景勝(左)は白鵬を突き落として3敗を死守。連続優勝の可能性を残した(撮影・萩原悠久人)

大相撲初場所13日目(25日、両国国技館、観衆=1万936)関脇貴景勝(22)が横綱白鵬(33)を突き落とし、10勝目を挙げた。白鵬は3連敗で3敗に後退。関脇玉鷲(34)が平幕北勝富士(26)をはたき込み、11勝2敗で単独首位に立った。14日目に玉鷲が勝ち、3敗の白鵬と貴景勝がそろって敗れると、玉鷲の初優勝が決まる。

 持てる力をすべて両腕に込めた。貴景勝が相撲界にそびえる大きな壁を突いて、突いて、ぶち抜いた。

 「作戦どうこうではなく、挑戦者の気持ちでいった。体が勝手に動いてくれた」

 4度目の挑戦で白鵬を初めて破って優勝争いに踏みとどまり、支度部屋で気持ち良さそうに汗をぬぐった。

 今月7日に行われた横綱審議委員会の稽古総見でも、5番取って全敗と歯が立たなかった横綱に「緊張はしない。何一つ(自分が)勝っていることはないのだから。胸を借りるだけ」と真っ向勝負に出た。鋭く踏み込み突き、押しを浴びせる。白鵬が前に出ようとしたところを素早く左に動いて突き落とした。

 これで10勝目。1差で首位に立つ玉鷲との対戦は終えているが、展開次第では一度は消えたかに見えた2場所連続優勝の可能性が残された。

 さらに、昨年秋場所は西小結で9勝、続く九州場所は東小結で13勝を挙げており、「三役で直近3場所33勝以上」とされる大関昇進の目安にも、あと1勝に迫った。

 それでも貴景勝は「今日はもう終わった。明日も力を出し切るだけ」と冷静だ。22歳の若武者が2つの夢の実現に平常心で突き進む。





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