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【フェブラリーS】藤田菜七子の強運!コパノキッキング幸運の「7」枠(サンケイスポーツ)




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出典元: 菜七子は初のGI騎乗で希望通りの“ナナ”枠(11)番をゲット。流れも向いてきた

フェブラリーステークスの枠順が15日に発表され、JRA女性騎手として初めてGI騎乗を果たす藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本厩舎所属=がコンビを組むコパノキッキング(栗東・村山明厩舎、セン4歳)は、〔7〕枠(11)番に決まった。〔7〕枠は過去5年で最多タイの2勝(2014年コパノリッキー、16年モーニン)を挙げているラッキー枠。強烈な末脚を武器とする馬だけに、外めをスムーズに走れるのは大きなアドバンテージになりそうだ。

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 強烈な追い風が吹いてきた。GI初騎乗に願ってもない幸運だ。菜七子がコンビを組むコパノキッキングは〔7〕枠(11)番に決定。小倉競馬場で調教騎乗のため待機していた菜七子は、枠順を伝え聞くと声を弾ませた。

 「外めの枠がいいと思っていたので、いい枠に入ったと思います」

 (11)番はキッキングが前走の根岸Sを制したときと同じ馬番。〔7〕枠は過去5年、このレースで最多タイの2勝(2014年コパノリッキー、16年モーニン)を挙げ、過去10年でも2勝、2着4回の好成績だ。

 デビューから9戦7勝のキッキングは、逃げ切りもあるが、前走を見ても強烈な末脚が持ち味。スタートがそれほど速くないため、内枠だと砂をかぶったり、他馬にもまれたりしてリズムを崩す可能性がある。その点、(11)番枠なら馬群の外めを砂をかぶらずスムーズに追走できる。

 〔7〕枠を喜んだのは、風水研究家のDr.コパで知られる小林祥晃オーナー(71)も同じ。枠順が決定すると、ツイッターで「最高の枠番を引き当てました!! 神さまありがとう」と、幸運に感謝した。小林オーナーはフェブラリーSをコパノリッキーで2勝しているが、14年にGI初制覇を果たしたときも〔7〕枠((13)番)のオレンジ帽だった。

 菜七子はキッキングと初コンビだが、8日に滋賀・栗東トレセンで騎乗。「すごくいい馬で乗りやすかった。いいイメージでレースに乗れると思います」と好感触をつかんでいる。小林オーナーによれば、8日に村山調教師を含めた3人で作戦会議を行い、意見は一致したという。

 その作戦とは…。オーナーは「最初の芝の150メートルをゆっくり走って、その後の150~200メートルを力まずに。残りの1200メートルは馬混みにいてもいいから、3~4コーナーで外に持ち出す」と明かす。キッキングは1600メートル戦の経験がないため、前半400メートルの体力消耗を最小限に抑え、実質的に1200メートルの競馬にするというものだ。1200メートルなら4戦全勝と得意の距離で、持ち味の鋭い決め手を生かせる。

 快挙に向けて周囲のボルテージは高まり、レースに向けて菜七子の目つきも鋭さを増してきた。

 「枠も出たので、これでもっと詰めて(作戦を)考えられます。ただ、そこまで気にしすぎず、自分の競馬をしていきたいです」

 土曜に小倉競馬で騎乗して、いざ東上。JRAの歴史を変える大一番のゲートが、いよいよ開く。 (斉藤弘樹)

 ◆馬主のDr.コパこと小林祥晃氏 「枠順抽選の後に、菜七子からメールで教えてもらいました。16頭立てならコパノリッキーが勝った〔7〕枠(13)番が欲しいと思っていたけど、14頭立てなら〔7〕枠(11)番で最高じゃないですか。抽選が進んで残り4つになったところで(1)(6)(11)(14)番が残っていたみたいだけど、一番いいのが当たったね。コパノキッキングは出遅れても問題ないし、前半はゆっくり行くことになるだろうから、外めの枠でよかったですよ」

★GI初挑戦

 これまで藤田菜七子騎手はJRA重賞に10レース騎乗して8着が最高。藤田騎手以外のJRA所属の女性騎手が重賞に騎乗したのは、増沢由貴子(旧姓牧原、(13)(7)(16)着)、細江純子((9)(10)(16)着)、田村真来((12)着)の3人。JRAの平地GIで騎乗した女性騎手は、米国の第一人者ジュリー・クローン(1990年のジャパンCでファントムブリーズに騎乗して14着)だけ。障害GIではロシェル・ロケットとサンドラ・ミラーが騎乗しており、ニュージーランドのロケット騎手が2002年の中山大障害をギルデッドエージで勝っている。

★15日のコパノキッキング

 枠順抽選は、〔7〕枠(11)番に決まった。この日は滋賀・栗東トレセンで軽めの調整。16日の輸送に備えた。村山調教師は「(オーナーが希望していた)(13)番に近い、いい枠だと思います。大外だと気が抜けてしまうけど、外に何頭かいてプレッシャーがあった方が後ろに下がりすぎないのでいい」と納得の表情だった。

★連対も最多

 過去5年のフェブラリーSで〔7〕枠から連対したのは、2014年1着コパノリッキー、15年2着インカンテーション、16年1着モーニン、18年2着ゴールドドリームの4頭。4連対は枠番別では最多となる。過去10年では09年2着カジノドライヴ、11年2着フリオーソも連対している。


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