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ヤクルト・村上、侍入り御礼打!稲葉監督の前で先制二塁打(サンケイスポーツ)




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出典元: 村上が適時二塁打。自軍の小川監督と、日本代表の稲葉監督に成長をアピールした (撮影・長尾みなみ)

(練習試合、ヤクルト3-5DeNA、16日、沖縄・浦添)ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が3月9、10日に行われるメキシコ代表との強化試合(京セラ)で、自身初の日本代表入りを果たすことが16日、分かった。同日に沖縄・浦添で行われたDeNAとの練習試合では、一回に先制の2点適時二塁打。視察した同代表の稲葉篤紀監督(46)の前で、改めて存在をアピールした。試合は3-5で敗れた。

 空気を切り裂いた白球は、右翼フェンス上部に激突した。一回無死一、三塁。村上がカウント2-2から阪口の144キロの直球に反応し、先制二塁打を放った。

 「2ストライクと追い込まれた中で反応できた点を考えればよかった。ただ他の打席が駄目だった。もっと良い打席を増やしていければと思う」

 ドラフト1位で入団して2年目となる期待の星が、試行錯誤を続けている。臨時コーチを務める若松勉元監督(サンケイスポーツ専属評論家)からはスタンス、ステップで右足の向きが内側に入りすぎる点を指摘された。「今はタイミングの取り方を意識している」。三回は石田に中飛、五回は浜口に空振り三振、七回は三上に一ゴロと抑えられ、「これから対戦する投手。次からは打てるようにしたい」と前を向いた。

 成長中の19歳。初めて日の丸のユニホームに袖を通すことも分かった。若手中心のメンバー構成となる3月の強化試合に、原、梅野とともに代表入りする。三塁手が決まらない代表の事情もあり、白羽の矢が立った。

 バックネット裏で目を細めたのは、その侍ジャパンの稲葉監督だ。ヤクルトで三塁の定位置を狙う立場ではあるが「1年成績を残せば、(フルメンバーの)ジャパンに入ってくる可能性は十分にある。楽しみに見ていきたい」と明かした。さらに同じ左打者として「簡単に三振をしない。追い込まれてもファウルで逃げられる。1軍に慣れていけば、2ストライクアプローチも含めてアジャスト(適応)できるのではないか」とした。

 チームの小川監督も村上の変化を感じ取っている。「ここ何日か状態が良くなっていると感じていた。実戦で結果が出れば、気持ちも前を向けるのではないか」。若武者が、着実に階段を上っている。


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