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阪神・鳥谷、こちら37歳も元気に激走!タイムリー二塁打(サンケイスポーツ)




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(オープン戦、中日4-2阪神、24日、北谷)反応したようにガバッと打ちにいき、何かに突き動かされたように三塁へと足を伸ばした。キャンバスを蹴って蹴って、鳥谷は止まらなかった。適時二塁打、そして三塁を狙い憤死。アウトになりベンチへと戻る足取りまで軽かった。遊撃再奪取と、今季に懸ける思いが詰まった激走だった。

 「厳しいかなと思ったけど、オープン戦なのでチャレンジしました」

 1点リードの三回1死二塁。先制ソロを放った福留と同じくオープン戦初出場だった鳥谷が、さすがの技で右中間を破った。カウント1-2と追い込まれていたが、柳が投じた打者を崩そうという緩いカーブにグッと体を止め、一気に振り抜いた。右中間を深々と破り一走が生還。そして、鳥谷は三塁を目指した-。

 フェンス際で右翼・井領が白球を拾い「9-4-5」とつながれてアウトに。鳥谷は淡々としていたが、矢野監督はベンチで笑顔だった。「いやもう、すごいよな。凡打後の走塁もそうやし。三塁までチャレンジしにいったのも、すごくいい走りやったと思うし」と驚くしかなかった。鳥谷ほどの名選手が、この時期に見せてくれた無我夢中の走りに「やっぱりショートにチャレンジしているという部分の、そういう気持ちがああやって足を動かしていると思うから。すごくいいチャレンジやった」と賛辞を送らずにはいられなかった。

 北條、ルーキー木浪らと奪い合う遊撃の守備では軽やかに前に出ての処理も1つあった。3打数1安打だったが「打席の中で自分の感覚と合っていけたら」と前を向く。オレはヤレるという決意をにじませながら、鳥谷が春の戦いへと踏み出した。


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