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【BLOOD】母系は大器晩成型のエアウィンザー(サンケイスポーツ)




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出典元: エアウィンザー

中山記念に続き、多士済々の顔ぶれ。やはりこの先に目標となる国内の中距離GIができたことは、陣営のモチベーションにつながっているか。

 GI馬が5頭いるが、本命はそのなかにはいない。エアウィンザーとする。

 もともと2代母にオークス2着のエアデジャヴーがいる良質な母系。エアデジャヴーはGIで好走しながらも勝ち切れなかったが、母エアメサイアは秋華賞を勝利。◎の全兄エアスピネルは今のところ、祖母のキャラを引き継いでいるが、こちらは母に次ぐ母子GI勝利を狙えるところまで上り詰めてきた。

 兄よりも、◎のほうが父キングカメハメハの良さをうまく引き出すことができたのか。キンカメの仔ならもっと早期に活躍してもよかったが、母系は全体に早い時期から活躍しているとはいえ、持っている血は時期を経て開花する傾向にあるのかも。それは祖母の父がノーザンテーストであり、古い言葉だが「ノーザンテーストは3度変わる」といわれた成長曲線を引き継いでいるからかもしれない。ともあれここで強い勝ち方ができれば、その先に見えるGIでも楽しめそうだ。

 相手はひとまず同距離・皐月賞の勝ち馬アルアイン。すっかり勝ち切れないキャラになってしまったが、父ディープインパクトの早熟性、というには惜しいほど、いい競馬を続けているのも確か。母は女傑ドバイマジェスティであり、まだ活躍の余地はありそう。条件がそろえば、勝ち切るシーンがあっても驚けない。

 ▲はややひねってムイトオブリガード。この血統でダートで勝ち上がってきたというのが、不可思議とまでは言わないが、ストレートに芝路線を歩いていてもおかしくない1頭だ。課題は距離。この馬自身も芝の初勝利が2600メートル戦だったし、ルーラーシップは長めの距離に良績を残す印象があるので、10Fにどう対応するか。ただ、母系にはマイルCS馬シンコウラブリイで、父父のキンカメからもこなしていいはず。距離が嫌われて人気が落ちるならおいしい1頭とみる。(夕刊フジ)


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