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貴景勝、大関とりへ万全!妙義龍倒して波に乗る「自分としては一番良い体」(サンケイスポーツ)

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出典元: 土俵祭りを終えて引き揚げる貴景勝。ファンの期待を背負い、大関とりに挑む (撮影・榎本雅弘)

大相撲で平成最後の本場所となる春場所は10日、初日を迎える。9日は会場となる大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、三役以上の力士らが出席した。大関とりに挑む関脇貴景勝(22)は「結果を出すことが自分の仕事。やることはやってきた。あとは腹を決めてやっていくだけ」と決意を語った。

 不安も緊張も感じられなかった。土俵祭りを終え、大関とりが懸かる本場所への意気込みを問われた貴景勝は、いつも通り淡々と決意を語った。

 「自分の力を出し切るだけ」

 準備は万端だ。先月下旬の大阪入り後、所属する千賀ノ浦部屋では関取4人による申し合い(勝った者が何度も取る)で猛稽古。今月4、5日の二所ノ関一門の連合稽古では横綱白鵬、大関高安との三番稽古(同じ相手と何度も取る)を含め計41番取るなど、これまで以上に鍛えてきた。

 今年1月の初場所千秋楽で痛めた右足裏も問題はない。「自分としては一番良い体に持っていけている」という手応えがある。

 兵庫・芦屋市出身で、春場所は幼い頃から親に連れられて毎年観戦に訪れた。思い入れが深く、周囲の期待も高まるばかりだ。8日までの力士指定の懸賞申し込み数はトップの約250本。昨年11月の九州場所の約30本、先場所の60本から急増した。この日は帰りのタクシーに乗り込むまでファンに囲まれ、もみくちゃにされた。

 大関昇進の目安は「三役で直近3場所を計33勝」。小結で初優勝した昨年九州場所で13勝、新関脇で臨んだ先場所は11勝を挙げた。今場所は9勝で到達するが、2桁勝利なら昇進の可能性は高まる。下位の力士に取りこぼさず、上位との対戦を迎えたい。初日は過去5戦全勝の平幕妙義龍と対戦。白星発進で波に乗る。

 平成最後の本場所へ、貴景勝は「良い締めくくりとなるか、悪くなるかは自分次第。いろいろと考える前に自分の力を出し切りたい」と覚悟を示した。幕内最年少22歳の挑戦が始まる。





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