みんなに伝えたいスポーツ情報

グリフィーも来日へ!苦しむ45歳・イチローに心強い援軍(サンケイスポーツ)

[ 元の記事 ]
出典元: 2009年のキャンプ。グリフィー(左奥)に脇をくすぐられ、イチローは爆笑した

マリナーズ2-16インディアンス(10日、ピオリア)米大リーグ、マリナーズとマイナー契約のイチロー外野手(45)がインディアンスとのオープン戦に「8番・左翼」で出場も2打数無安打。打率.091と苦しむ中、20、21日に東京ドームで行われる日本開幕戦(対アスレチックス)のため、マ軍で活躍し、2016年に米野球殿堂入りしたケン・グリフィー・ジュニア氏(49)が来日予定となっていることが分かった。現役続行に意欲を燃やす天才打者にとって、強力な援軍となりそうだ。

 快晴の日曜日。マ軍のキャンプ地、ピオリアには9768人もの観衆が集まった。イチローは二、五回に2打席連続で空振り三振。超満員となったファンに快音を届けられず、オープン戦は14打席連続でノーヒット。打率・091とついに1割を下回った。

 アリゾナの青空のようにすっきりとした好結果が待たれる中、よき理解者で背番号「24」がマ軍の永久欠番となっているレジェンド、ケン・グリフィー・ジュニア氏の来日計画が進行していることが判明した。来日すれば、2012年に東日本大震災で被災した少年らを招いた野球教室に参加して以来、7年ぶりだ。

 米球界関係者によると、西武から新加入の菊池雄星投手(27)が先発する21日の第2戦の始球式に登場予定。投手役は2005年にアスレチックスでプレーした藪恵壹氏(50)、捕手役は08年にレイズでワールドシリーズに出場し、10年はア軍に所属した岩村明憲氏(40)。そして、打席にグリフィー氏が入るという。強力なOBたちが華やかな舞台を作り上げる。

 1999年、当時オリックスに所属していたイチローは、マ軍のキャンプに“短期留学”。そのときに憧れのグリフィー氏と一緒に練習し、メジャー移籍への思いを強くした。同氏の現役最後の2年間(09-10年)は同じマ軍のユニホームを着て、共に戦った。

 今季はマイナー契約で、オープン戦でも、結果と内容を示さなければいけない立場。不安要素を抱え、帰国する45歳にとって、盟友の存在が大きな力になる。

 2月にイチローはMLBジャパンの公式ツイッター内のインタビューで日本開幕戦について、「大きなギフトですね、僕にとっては。2012年のあの一回でさえ、そうだったと思うんですけど、これが2回目の、現段階では(試合に出場する)チャンスがあるという状態ですね」と語った。

 日本での開幕戦は通常25人のベンチ入り枠が、特例で28人に拡大されることもあり、数日中にメジャー登録されるのは“既定路線”。帰米後も生き残るには、先発が確実な東京ドームでの2試合で活躍する必要がある。

 これまで何度も固定観念や常識を結果で覆してきた。周囲には45歳のプレーを不安視する声もあるが、「安易な意見を裏切りたい」と語っている。本当の勝負は開幕後。強力な援軍にパワーをもらい、イチローは米国本土でもメジャーの舞台で戦い続ける。





キーワード