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ロッテD1・藤原が見せた「無限大の可能性」(サンケイスポーツ)

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出典元: ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手

【球界ここだけの話】

 4月7日、デーゲームのソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)の試合前に、ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=の出場選手登録抹消が発表された。

 金の卵が、より多くの実戦経験を積むための2軍落ち。「予定通りといえば予定通り」と井口監督は前置きした上で、「十分いいものは見せてくれた」と、18歳が1軍で過ごした65日間を評価した。

 2月1日のキャンプインに始まり、藤原は、毎日いろいろなプレーを、表情を、見せてくれた。キャンプ初日の紅白戦での最速実戦デビュー。国内球団との初対外試合では、プロ初安打から一気に3安打。日本を代表するエース、巨人・菅野との対決。そして、球団54年ぶりとなる高卒野手での開幕スタメンで、球団史上初の開幕戦安打。ハイライトを挙げればきりがない。

 次は一体何を見せてくれるのか、多くの人が毎日そんな期待感を抱いていた。キャンプではマンツーマンで走塁技術の指導を行い、試合前には何十球も外野ノックを打った大塚明外野守備走塁コーチ(43)もその一人だ。「まさに原石ですよ。あの年齢で非凡な将来をイメージできる選手ってなかなかいない。可能性を見いだすことの難しい子の方が多いですから」とその魅力を語った。

 オープン戦では打率・219(32打数7安打)、10三振、公式戦でも打率・105(19打数2安打)、6三振。打撃ではプロの壁に苦しんだが「すごい本能を見せてもらった」と語るのは大村巌打撃コーチ(49)。最も衝撃を受けたのは、3月3日の中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)。新外国人左腕・ロメロの151キロの速球を鮮やかに中前へはじき返した姿に「18歳であれに対応できるのはすごい。速球は高卒が一番苦しむところ」と感服した。「今、足りないことがあるのは当たり前。将来中心選手になるのは間違いない。パワーもついて、クリーンアップを打てる選手になる。足も速くて、長打も打てる。可能性は無限大です」と黄金ルーキーの将来を見据えた。

 ドラフトで3球団が競合した期待以上の姿をみせた、ロッテの“新たなる希望”。「しっかり力をつけて、チームの戦力になれるように」。そう誓いを込めて、藤原は鍛錬の日々を過ごす。(浜浦日向)





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