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G大阪・宮本監督、前半の守備的布陣に「相手にボールを持たれても…」(サンケイスポーツ)

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J1第8節でG大阪は大分と1-1で引き分けた。先発を4人入れ替え、守備をベースにした布陣で臨んだ宮本恒靖監督(42)が試合後、その意図を説明した。

 「ボールを持たれる展開が続いても、それはいいと。90分の中で、相手を上回るというものがありました」

 前半は金、三浦、菅沼の3バックに加え、MF田中とDF呉の両ウイングバックが5人で最終ラインを形成。「背後のスペースをなくすという意味で少し落とし気味にした」と深追いはせず、ブロックを形成して機をうかがった。結果的に1本のクロスから大分に先制を許したが「失点の部分以外ではもったいなかったとは思わない」と45分を評価した。

 後半は「リズムを変えて攻めにいく」とFWアデミウソンを投入し、4バックに変更。一転してオープンな展開に持ち込み、遠藤の殊勲弾で勝ち点1を手にした。「90分の中で相手を上回る」というミッションは完遂できなかったものの、結果を追求するために割り切って戦う姿勢は示した。

 「攻撃的なサッカーを裏返しにされて点を取られて負けてしまえば、それは意味がない。もちろん攻撃的なマインドは持ちながら、でも45分はコントロールしながらというわれわれのプランがありました」

 指揮官の方針にMF倉田は「割り切って後半勝負だと思っていたし、失点以外はやられるシーンもなかった」と手応えを口にし、GK東口も「後半はオープンになって、体力的にはあれを90分やっていたらどうだったのかいうのは確かにある」と理解を示した。一方MF今野は「魅力的なサッカーはできなかった。何がとりえなのか出せていないし、まだ成長段階と捉えていきたい」ともどかしい口ぶり。ボールを保持し能動的に戦う理想と現実的な勝ち点の争いにどう折り合いをつけるか、マネジメント力は今後も問われそうだ。(邨田直人)





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