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21日、東京競馬場で注目のオークストライアル・GIIサンケイスポーツ賞フローラS/出走馬を紹介!(サンケイスポーツ)




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出典元: 今回のメンバーで最も速い上がりタイムを持っているシャドウディーヴァ。東京コースに替われば見直せる

関東のメイン開催は中山から東京へ。日本ダービー(5月26日、GI、芝2400メートル)を頂点に一年を通じて最も華やかな開催で、開幕週は日曜メインにサンケイスポーツ賞フローラS(21日、GII、芝2000メートル)が行われる。1、2着馬にオークス(5月19日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦。過去10年の優勝馬のオークス成績は2010年サンテミリオンがアパパネと同着ながら優勝し、13年デニムアンドルビーが3着、16年チェッキーノ、17年モズカッチャンがともに2着と活躍。今年も目が離せない。

 レースの傾向としては開幕週の割に逃げ残りは10年のアグネスワルツ(2着)だけで、むしろ近3年は上がり3ハロンを最速のタイムで走った馬が勝っている。先行力よりも決め手が重要といえそうだ。

 今回のメンバーで最も速い上がりタイムを持っているのがシャドウディーヴァ(美浦・斎藤誠厩舎)。東京芝2000メートルの新馬戦では出負けして後方からのレースになったが、上がり3ハロン33秒0の脚を使って2着まで追い上げた。未勝利勝ちを含め、全5戦中4戦が東京芝2000メートル。前走のフラワーCは4着に敗れたが、コースが替われば見直せる。

 フェアリーポルカ(栗東・西村真幸厩舎)は新馬戦を勝った後、若駒Sは3着だったが、続く君子蘭賞で好位から上がり3ハロン最速の34秒8の脚を使って2勝目をマーク。初の長距離輸送を克服できれば、今回も上位争いに持ち込める。

 逆に先行力が武器になるのがウィクトーリア(美浦・小島茂之厩舎)。函館の新馬戦(芝1800メートル)を2歳コースレコードで逃げ切った後、札幌2歳S(7着)と赤松賞(5着)は控える競馬を試みて好結果が出なかった。そこで前走の500万下を再度逃げの手に出て楽勝。現状では気分良く走らせた方がいいようだ。競りかけそうな相手もいないメンバー構成だけに、粘り込みに警戒が必要だ。

 ウインゼノビア(美浦・青木孝文厩舎)も好位からしぶとい脚を使える。阪神ジェベナイルフィリーズでは見せ場なく13着に終わったが、その前のアルテミスSでは好位から粘り強く走って4着に健闘した。休養での立て直し効果があれば、チャンスはありそうだ。

 エアジーン(美浦・堀宣行厩舎)は新馬戦を勝った後の500万下は4着に敗れたが、続くミモザ賞を制している。3戦はいずれも中山だっただけに、左回りで直線の長いコースへの対応が鍵になるが、軽視できない存在だ。

 1勝馬のなかで注目したいのはセラピア(栗東・藤岡健一厩舎)。経験馬相手の初戦で上がり3ハロン33秒3の切れ味を見せて楽勝した。前半は行きたがったり、コーナーで口向きの悪さを出したりと、幼さが残りながら、ゴール前は持ったままで2馬身半突き抜けたパフォーマンスは大物感十分。1度レースを経験した上積みも見込め、重賞でいきなり好勝負になって不思議はない。

 同様に1勝馬のパッシングスルー(美浦・黒岩陽一厩舎)は、2着以下が続々と勝ち上がるハイレベルな新馬戦の勝ち馬。当時2着のワイドファラオはニュージーランドTを勝っているだけに、この馬の能力の高さが浮き彫りにされる。前走のシンザン記念は重賞の速い流れに戸惑ったのか、伸び切れずに4着だったが、東京でじっくり脚をためればラストの伸びにつながるはずだ。

 東京芝2000メートルの未勝利戦を勝ち、ミモザ賞2着のエトワール(美浦・牧光二厩舎)、クイーンC3着、フラワーC5着と重賞で健闘しているジョディー(美浦・戸田博文厩舎)、若竹賞2着のフォークテイル(美浦・中川公成厩舎)なども争覇内だ。


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