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異例の連勝、オリ・エップラーの素顔 来日初勝利から2日連続で勝利投手に(サンケイスポーツ)




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出典元: 初勝利を挙げウイニングボールを手に笑顔のオリックス・エップラー=14日、京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)

【球界ここだけの話】異例の連勝だった。6月14日の阪神戦(京セラ)で2-4の八回無死一、二塁から登板したオリックスのタイラー・エップラー投手(26)が、逆転勝ちにより、来日初勝利をマーク。翌15日にも1-2の九回に登板し、1回を無失点。この日もサヨナラ勝ちで勝利投手となった。

 「2日続けては初めてだよ。2日続けて勝利球をもらえることなんてないし、きょうの方が初勝利より特別かもね」

 試合後はそう笑った助っ人。「いま、運はあるかもしれない」といい、「この幸運は、きのう(14日)の夜に来日した妻(メリッサさん)のおかげかも」と感謝した。

 春季キャンプ中に来日し、チームに加わった今季は、196センチの高身長を生かした投球で、リリーフ陣の一角を担っている。キャンプ中はシャイな性格もあり、なかなかチームに溶け込めなかったが、現在は日本語を積極的に覚え、チームメートにガンガン話しかけているという。荒木通訳が印象を明かした。

 「日本人ぽい、日本向きの性格、ですかね。印象はテキサスの田舎のお兄ちゃんという感じ。少し人見知りなところがありますが、いい家族に囲まれて育ったんだろうな、という感じです」

 ブルペンでは「ナイス(N)準備(J)」という言葉を略した、「NJ」という単語を選手同士が話しており、それを耳にしたエップラーは「あれはなんだ?」と荒木通訳に質問。意味を聞くと、その後は自らも「NJ」と使うようになった。さらに登板に向かう直前の投手に対し、若手投手が渡す「力水」と呼ばれる習慣にも興味を示し、意図を理解したいまでは、エップラー自身が渡すこともあるという。トレーナーにマッサージを頼むときには「オネガイシマース」と要望だ。

 自宅では趣味のギターでカントリー・ミュージックを弾き語り。お立ち台での披露は「恥ずかしい」とNGだが、徐々に日本の水に合い始めている。さらなる好投に期待がかかる助っ人。ちなみに、189センチと背が高い高山投手コーチが、野球ファンからエップラーと間違えられることがあったことを付け加えておく。(西垣戸理大)


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