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いざレアルへ!久保、本拠地で壮行セレモニー「東京を背負って世界に」(サンケイスポーツ)




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出典元: チームメートに胴上げされる久保。両チームのサポーターからもエールを送られ、前途を祝福された (撮影・中井誠)

明治安田J1第17節第1日(29日、FC東京4-2横浜M、味スタ)FC東京からスペイン1部リーグの強豪レアル・マドリードへの移籍が決まった日本代表MF久保建英(18)がFC東京-横浜Mの試合後の壮行セレモニーで「東京を背負って世界に羽ばたいていけることを誇りに思う」とあいさつし、3万3000超の観衆に別れを告げた。Rマドリードが新シーズンに向けて始動する7月8日に合わせ、近く渡欧する。

 別れを惜しむ涙雨が降っていた。FC東京が横浜Mを4-2で下した試合後、Rマドリード移籍を決めた久保はセンターサークルに用意されたマイクの前に立ち、3万3000超の観衆に向けて決意を語った。

 「一人前のサッカー選手として東京を背負って、世界に羽ばたいていけることを非常に誇らしく思います」

 スペインでRマドリードとライバル関係にあるバルセロナの育成組織出身。2国間移籍に年齢制限を設ける国際ルールで2015年に帰国後、ほとんどの期間をFC東京で過ごした。今季13試合で4ゴール。クラブ記録となる開幕12戦無敗に貢献すると、9日に史上2番目に若い18歳5日で日本代表デビュー。南米選手権(ブラジル)ではドリブルやパスで南米勢を慌てさせ、レアル入りの実力を世界に示した。

 4分30秒のスピーチの冒頭では、「まずは」と先に横浜Mのサポーターの方に180度向き直り「レンタル移籍したことがすごく大きいと思っています。感謝しかありません」とあいさつ。昨季期限付き移籍で加入してJ1初ゴールを挙げた古巣のサポーターからも温かい拍手を受けた。

 その後、再びFC東京サポーターの方に向き直り「元FC東京の久保建英です」と第一声を挙げると、会場からは笑い声が起きた。帰国した当初は「あんまり練習も行きたくなくてつらい時期もあった」と告白。それでも「みんなが仲良くしてくれて、助けてくれて今の自分がある」とチームメートに感謝。FC東京を代表して主将のMF東から花束を渡され、場内を1周後、仲間に4度胴上げされた。

 「(海外に)行きたくなくなるぐらい濃い時間だったと思いますし、苦渋の決断ではありましたが、自分の決断に誇りを持ちます」

 新天地へは7月8日の始動日までに渡欧し、米国ツアー3試合でデビューの可能性もある。18歳が下した決断。大きな挑戦が、正しかったと証明する。


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